帰ってくる人、待ってる人がいるということ。

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みなさんは、お酒を飲みますか?

お酒が好きですか?

 

わたしはお酒が好きです。

でも、飲むのは半年に1回程度になりました。

毎週遅くまで、時には朝まで飲み歩いていた頃が懐かしい。

 

今日はなんでわたしがお酒を飲まなくなったのか、少し考えてみました。

 

まあ一言で言うと、ああいう大人になりたくないなって思ったんですね。だから飲まないっていうのは極端な話なんですけど。

大人になって、酒を飲んで飲んで飲みまくって、夜中げらげら笑いながらいいだけ騒ぎ、眠気に襲われ家にたどり着けないまま朝を迎える。

 

こんな大人にはなりたくないなって、思いました。

ダサすぎる。いい大人が何をしているんだろうって。

 

どれだけ大好きな人たちとの数年に一度の再会だろうが、日頃の鬱憤が溜まってやってられないのかわかりませんが、そんな理由はどうでもよくて、

ただひたすらにみっともなくて、節度のない姿がとてつもなくカッコ悪い。

 

いいんですよしても、別に、

でも、わたしには、人間として尊敬できる姿には到底思えないんです。

普段は、こんな奴は思考停止しているのと同じ、自分の人生ちゃんと考えて生きてる?なんて他人のこと言ってますけど、いくらすごい人でも、そんな姿見ちゃったら、節度ない大人の方がよっぽど頭大丈夫?って思いますね。

 

こんな人たちって、家庭を持ってたり、どこかで危機が訪れても、自分の楽しみしか考えてないんだろうなあって、未来が見えて。

状況が違うなんて言うかもしれないけど、そんなの心の奥底にある気持ちは簡単に変わらない。自分の「楽しい」を、ずっと追いかけていたいだけ。

 

 

”大切な人を大事にしたいなら、常に節度ある態度をとれ。

飲み歩くことを否定してるんじゃない、この時間まで出歩かなきゃいけなかったのかを考えろ。

あなたはそれを望んでいなくても、帰りを心配して夜も眠れないくらい、帰りを待っている人だっている。一緒に生活し、一緒に暮らしているとはそういうことだ。いつだって、誰だって、心のどこかで気にしてくれてるんだよ。

あまりにも楽しい目の前だけをまっすぐ見すぎて、あなたを見てくれて、想ってくれて、心配してくれている人たちの心を、その瞬間は忘れてしまうのか。”

 

 

こうやって、たった一回の出来事かもしれないけど、大切な人をなくすんです。

 

家族も友達も恋人も、きっとみんな大切な人たちだけどさ、

大切な誰かを失ってまでほしい存在や時間ってなんなんだろう。

本当に馬鹿だなあと、思うんですよ。

どっちも大切にできないんかな。

こんな不安になって、モヤモヤして、何か悪いことが起こったんじゃないかって心配になって。

せめて、日が登る前に、最後はその寝顔を見届けて、一日の始まりを迎えたいと。

 

 

 

 

すんごい偉そうに言ってますけど、わたしもずっとこの気持ちがわからなかったんです。

なんでこんなに心配して連絡してくるんだろう。

別に迷惑かけてないのに、なんでこんなに怒られてるんだろう。

 

でも、玄関を入った瞬間、怒りでいっぱいの顔の中に垣間見える「帰ってきてよかった」と言わんばかりの安堵の表情を見て、わたしはもうこんな思いを誰にもさせないと、あの日決めました。

わたしに感情を持って言葉をかけてくれる人を、わたしは人生で一番大事にするべきだと思っているから。 

 

好きな人たちと楽しい時間を過ごすことに夢中になりすぎて、本当に自分を想ってくれている人を傷つけてしまった。

 

”別に朝までその人たちに付き合う必要ないじゃん、別の日にまた遊べばいいだけ。

そんなにその人たちと今日過ごすことが大事なの?今この時間、その過ごし方が、お姉にとって、お姉の大事な人たちにとって、それが一番なの?家族の気持ちを差し置いてまで会うくらい大事な人たちなの?私たちの声は、今のお姉には何にも届かないんだね。

でも、もし、そうじゃなかったとしたら、少しでも早く帰ってきてね。お姉と一緒にお話したいよ。”

 

わたしの姿を見て、妹たちが飲み歩かない理由がよくわかりました。悪いお手本をしてしまったと本当に反省しています。

 

家族って、家に帰れば必ずいます。

だから、今日くらいはいいじゃんって思ってたんです。

だって、いつでも会えるから。

 

でも、その”いつでも”って、なんなんですかね。

"いつでも"に、いつ最後が来るか分からないのに。

そうやって大事な人の気持ちを考えず、いつでもどうにでもなるからって、後回しにしてもいいんですかね。

仕事とかは、「いつでもいいやつは後回し」なんて、それでいいかもしれないけど、人の気持ちを後回しにするって、本当にひどいことをしてた。

その瞬間、わたしの行動で傷ついている人がいるなら、わたしは自分の楽しさを抑えても悲しみを減らす努力をするべきだった。

それが、わたしの幸せなんだよなあって、

 

だから、わたしは、節度のない人が大嫌いです。

遅くても真っ暗なうちに帰りたいし、帰ってきて欲しい。

それが、「帰る」ってことだと思うから。

大事な人の帰りを待つって、ワクワクを通り越すとこんなに胸がざわざわしたり、痛むものなんだって、心あたりのある人はちょっと考えてみてほしいです。

 

なんかね、共同生活って本当に家族なんだなあって、この気持ちを体験してから思うようになりました。

だって、どうでもいい人の帰りに一喜一憂なんてしてられないもん。

 

 

若かりし頃の、わたしの体験談でした。